ライフプランニングと資金計画
ポイントメモ
FPの職業原則
- 顧客の利益優先
顧客の立場に立って顧客の利益を優先して取り組む。
自分に都合よく騙したら駄目。 - 秘密の保持
たとえ、税理士や弁護士であっても勝手に個人の情報教えたら駄目。 - 関連法規
生命保険募集人や宅建士や税理士とかの資格がないとできないことは、有償でも無償でもしては駄目。
個人の相談ではなく一般的な話はしてもよい。(一般的なこの年収にはいくら所得税がかかるよーよかの税金の話とか)
あとは遺言書を作るのは弁護士だけど、公証人役場等で遺言の証人とかにはなれるのがよく引っ掛け問題で出る。
ライフプランニング
ライフプランツールまとめ。
- ライフイベント表
家族の将来イベント(大学高校とかの進学や旅行とか車の買い替えとか)とそれに必要なお金を時系列にまとめたもの。 - キャッシュフロー表
ライフイベント表をもとに、現在の収支状況をベースに将来の収支状況と貯蓄残高をまとめた表。
可処分所得=年収ー(社会保険料+所得税+住民税)
簡単に考えるとサラリーマンが逃れようのない費用。
生命保険料や損害保険料、地震保険料とかは契約をそもそも解約して0円にできたりするので可処分所得のときには考えない。
- 個人バランスシート
一定時点での資産と負債のバランスを見るもの。法人と変わらん。
入力時はそのときの時価で計算する。
係数まとめ
- 終価係数→(最終価格係数)
現在の金額を福利で運用した場合の一定期間後の金利+元本の合計額を求める係数
使用例:5年後に金利10%で100万円預けたらいくらになる? - 現価係数
一定期間後に一定価格に到達するために必要な元本を求める係数。
使用例:5年後に金利10%で100万円になるために必要な元本は? - 年金終価係数
一定期間、一定金額を毎年積み立てた場合の金利+元本の合計額を求める係数。
使用例:5年間金利10%で毎年100万積み立てたら、いくらになる? - 減債基金係数
一定期間一定額を積み立てて目標額を達成させるためにいくら積み立てたらよいかを求める係数。
使用例:5年間金利10%で積み立てて600万円にするために必要な毎月の積立額は? - 資本回収係数
現在の一定金額を一定期間取り崩した場合の毎月の受け取れる金額を計算するための係数。
使用例:500万を金利10%で預けているとき5年間で取り崩す場合に毎年いくら受け取れるか? - 年金現価係数
将来一定期間一定額を受け取るために必要な元本を求める係数。
使用例:5年間毎年100万円受け取るには金利10%でいくら元本が必要か?
教育資金まとめ
- こども保険(学資保険)
親が死んだり高度障害で働けなくなったとき用にかける保険。
年金型もあるし、一括で受け取るものもある。 - 教育ローン
政策公庫が実施する教育一般貸付(固定金利、最大15年、350万上限)と、
学生支援機構がやる奨学金(貸与型なので実質貸付)で無金利の第1種と卒業後金利ありの第2種がある。
両方の併用はできる!
教育一般貸付は使用用途が、住居費とか国民年金保険料とか割と幅広く使える。 - 学生支援機構がやっている給付型の奨学金もある!